もし拡張期血圧(下の血圧)が130以上であれば注意。

 

悪性高血圧って聞いたことあります?

 

高血圧緊急症の1つです。

 

高血圧緊急症って何?

 

高血圧は知ってますよね。
血管に高い圧力がかかり続けることでいいこと1つもない病気。

 

通常は数年ほどかけてゆっくり進行します。
そのため降圧剤を服用し血圧をコントロールするのが一般的。

 

理想は食事と運動ですが、今回はそういう話じゃないので割愛します。

 

この血圧が急激に悪化することで急激に全身状態が悪くなる病気があります。

 

 

それが高血圧緊急症。

 

 

高血圧緊急症とは血圧が異常に高くなることで脳・心臓・血管・腎臓に重篤な障害が生じ、場合によっては亡くなることもある疾患です。

 

高血圧緊急症はいくつかの種類があります。

 

高血圧緊急症
  • 悪性高血圧
  • 高血圧脳症
  • 急性大動脈解離を合併した高血圧
  • 肺水腫をともなう急性左室不全
  • 重症高血圧を伴う急性心筋梗塞や狭心症
  • 高血圧を伴う腎不全
  • 妊娠高血圧症の1つの子癇(しかん)

 

この漢字の羅列、見るだけでうんざりします。

 

しかしこのどれもが命に関わる危険な疾患です。

 

この高血圧緊急症の中でも、拡張期血圧が高値で、急激に血圧が上昇することで全身状態が一気に悪くなるのが悪性高血圧です。

 

拡張期血圧が130mmHgなら注意して!

 

悪性高血圧で最も特徴的なのが拡張期血圧(最低血圧)。
拡張期血圧が130mmHg以上が診断基準の一つ。

 

この悪性高血圧になってしまうと高い血圧により臓器の損傷が起こります。その結果、腎不全・心不全・眼底出血・昏睡といった状態を引き起こしてしまうのです。

 

【症状】

悪性高血圧の症状は急激な血圧上昇による頭痛が最初に現れます。

その後、かすみ目や呼吸苦、しびれ、眠気などが見られます。
症状が進行すると意識消失や昏睡状態になることも。

 

 

【診断基準】

厚生労働省が定める診断基準は以下の通りです。

 

診断基準
  1. 拡張期血圧が130mmHg以上
  2. 眼底検査で出血やうっ血が見られる
  3. 腎機能障害が起こり、血液データの腎機能の値が悪い
  4. 全身状態の悪化

※30代〜40代男性に多くみられる

 

【治療】

悪性高血圧は治療の遅れが致命的なリスクになるため早急な対応が必要。治療内容は損傷した臓器にもよりますが、基本的には血圧を下げることが第一優先されます。

しかし急激な降圧は逆に各臓器への血液が不足することになりかねないため、ゆっくりと血圧を下げることがポイントです。

そのため原則として薬剤を注射するよりも経口薬の使用が一般的です。

 

腎臓との関係

 

悪性高血圧と腎機能には密接な関連があります。
なぜ腎臓?と思いますよね。

 

急激な血圧上昇に伴い腎臓の細い血管が損傷されます。
その結果腎臓の機能が著しく低下するのです。

 

この腎機能に対して適切な治療が行われなければ、1年以内の死亡率は40~80%。

 

悪性高血圧により腎臓がダメージを負った場合、1年半以内にその96%が透析が必要になります。

 

たかが血圧とは思わないで

 

あまり認知されていませんが急激な血圧上昇には様々なリスクが伴います。
日本での高血圧罹患数は約4000万人。

 

治療率が年々上昇しているとはいえ、そのリスクは様々です。

 

日常的に血圧を下げるために効率的な方法は降圧剤です。
薬の服用はその作用機序から努力の必要もなく、すぐに効果が現れます。

 

薬がイヤという場合は私が実際に行った方法を参考にして下さい。

 

 

当サイトでは何度も言ってますが

楽して血圧を下げたければ『薬』

それがイヤなら『食事と運動』

この2択です。

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