コレステロールと肝臓の関係!脂質異常症を薬以外で改善するために

 

前回の記事では脂質異常症(高脂血症)の薬についての概要をお話しました。
今回はコレステロールを薬以外で下げる方法に焦点をあててお話していきます。

 

『コレステロール 改善』
『脂質異常 薬以外』
『悪玉コレステロール 180』

 

あなたはこのような組み合わせで検索したことはありませんか?
検索結果にはずらっと似たようなサイトやブログが並んでますよね。

 

  • 有酸素運動が効果的です。
  • 栄養バランスのいい食事を心がけましょう。
  • 生活習慣の見直しをしましょう。

 

こんな情報が多くあります。
なんだかぼんやりしてますよね。
確かに正しい情報ではあるんですが、いまいちピンときません。

 

今回は具体的に改善するためにはどうすればいいのか、そしてそれはなぜなのかについて詳しくお話していこうと思います。

脂質異常症(高脂血症)とは

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まずは簡単に脂質異常症についておさらいしておきましょう。
もうご存知かと思いますがしばしお付き合い下さい。

 

脂質異常症(高脂血症)とは血液中のコレステロールや中性脂肪が高い状態のことを言います。
この何が問題かというと……

 

 

脂質異常は動脈硬化の原因となるんです。

 

 

一つ前の記事でも紹介したように動脈硬化は脳梗塞や脳内出血、クモ膜下出血、心筋梗塞、動脈硬化症を引き起こします。これらの疾患が一番のリスクです。

 

脂質異常症の中でも特にコレステロール値が高いためにクレストールやリピトールなどのスタチン系の薬を服用している方は多いでしょう。

 

ではどうしたらこの悪玉コレステロールを下げることができるのか……
薬の服用を継続しながらこのように悩んでいる方も多くいらっしゃいます。

 

コレステロールと肝臓の関係

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あなたを不安にさせるコレステロール。
ここであなたに一つ質問です。

 

 

『コレステロールはどのようにして増えていると思いますか?』

 

 

おそらく食べ物じゃないの?と思う方がほとんどではないでしょうか。
ところが違うんですね。

 

確かに食べ物の影響も多少はあります。
しかしコレステロールの大部分が肝臓で生成されるんです。
コレステロールの割合として

 

食べ物からの摂取 → 20~30%
肝臓で生成    → 70~80%

 

 

つまりコレステロールの大部分が肝臓で生成されているんです。
もっと言えば悪玉であるLDLはその100%が肝臓で生成されています。
さらに食べ物からの摂取が多かった場合は肝臓での生成量が調整されます。

 

そして体内の余分なLDLを回収するHDL(善玉コレステロール)。
このHDLが回収したLDLは肝臓にて再利用されます。

 

 

このように肝臓がコレステロールの基地局のような役割を担っているのです。

 

 

肝機能が悪ければコレステロールの調整がうまくいかない場合があるということです。

 

コレステロール値の安定のためには

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ここまでの話でなんとなく肝臓がポイントの一つになることがわかりましたね。
ここで一つ豆知識を。

 

米国の厚生省と農務省が5年ごとに発行している米国人の食生活のガイドラインがあります。この2015年版では血液中のコレステロール値と食事によるコレステロールの摂取の間には何の因果関係もないということが発表されました。

 

また日本でも厚生労働省が今まで推奨していたコレステロールの摂取量の上限値を2015年に撤廃しています。

 

少し驚きですよね。
コレステロールの食べ物からの摂取は全く関係ないということです。
でもここで

 

『ん?コレステロールは肝臓で作られるわけでしょ?』
『じゃあコレステロールのもとになるものを控えれば?』

 

と思いませんでしたか?
主にコレステロールの原料となるものは

 

  • 脂質
  • 炭水化物(糖質)
  • タンパク質

 

これらは3大栄養素であるため人間の生命活動には必須なものです。
そのため極端に制限することはオススメできません。

 

確かに身体が飢餓状態に陥るとコレステロール値が下がるという研究報告があります。しかし飢餓状態になるにはコレステロールの分解よりも先に筋肉のタンパク質が分解されエネルギーとして利用されます。筋肉は代謝機能として健康状態を保つにはなくてはならない組織です。

 

そのためコレステロールのコントロールには以下の2つが重要になります。

 

  • 肝機能を十分に機能させる
  • 体内でコレステロールを多く作りすぎない ← コチラは次の記事でお話します

 

まずは肝機能の向上を目標に

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では具体的に何をすべきかという話です。
まず肝機能の向上についてお話しておきます。
肝機能の向上で調べてみると

 

  • 栄養バランスのいい食事
  • 睡眠をしっかりとる
  • 規則正しい生活習慣
  • 禁煙する
  • アルコールを摂りすぎない など

 

 

このようにいろいろな情報が出てきます。
しかし……

 

どれから手をつけていいのかわかりませんよね。
結局ある程度の知識が増えるだけで手つかずになります。
まず取り組むのにオススメするのは

 

 

上質なタンパク質の摂取を心がけることです。

 

 

肝臓の主な原材料はタンパク質です。
肝臓が弱るとタンパク質の消費が増えてしまいます。

 

さらに次にお話しする筋肉の原材料もタンパク質です。
人間はエネルギーが不足すると脂肪よりも先に筋肉が分解されてしまいます。
そのため上質なタンパク質が必要なのです。

 

最もオススメなのは大豆。
畑の肉とも言われる大豆はタンパク質を多く含みます。

 

さらに大豆にはサポニンが含まれます。
これは脂質の働きを抑えてくれるためより効果的です。

 

 

豆腐や納豆などを積極的に摂取したいですね。

 

 

ただし身体にいいからと摂りすぎるのはよくありません。
大豆に含まれるポリフェノールの一種であるイソフラボンには摂取量の上限値があります。

 

イソフラボンの推奨摂取量の上限値は75mgです。
だいたいの目安として

 

  • 納豆 1パック
  • 豆腐 1丁(300g
  • きなこ 大さじ1
  • 豆乳 200g

 

 

このくらいが適量となります。
上限値を意識しつつ積極的に摂取して下さい。

 

 

また栄養補助食品であるサプリメントの活用もオススメできます。
特にコチラのサプリは現在私も試している最中です↓

まだ使用しはじめて日が浅いため、公開できるだけのデータがありません。
データが揃い次第、経過も含めて公開しようと考えています。
コチラのステラ漢方は薬剤師が創業した会社のため信頼性も高いです。

 

では次にコレステロールと筋肉の関係についてお話していきます。
コレステロール値を安定させるためには最も重要なことです。

 

次の記事へ↓

 

【脂質異常症(高脂血症)改善を目指して】

その1:脂質異常症(高脂血症)は症状がなくても改善すべき?
その2:脂質異常症(高脂血症)を薬以外で改善するための知識 ← 今この記事
その3:脂質異常症(高脂血症)改善のための運動

 

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