脳梗塞を起こしてしまうと再発の可能性があります。

 

脳梗塞の主な原因は血管です。

 

発症してしまったということは、『血管が脳梗塞を起こしやすい状態になっている』ということです。

 

片麻痺の症状で脳梗塞再発

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実際の症例です。

 

60代男性。血圧121/68。ワーファリン服用中。5年前に発症した脳梗塞により左側に若干の麻痺あり。昼頃家族から様子がいつもと違うということから自宅より緊急搬送。

 

バイタル測定、問診、採血後にMRI実施。そのときの画像がこちらです。

 

梗塞_9_0_jpg

 

右下に囲んだ赤丸の中に白い点があるのがおわかりいただけるでしょうか?こちらが

 

 

発症後数時間の脳梗塞病変です。

 

 

当日は薬の処方を行い、対処療法にて経過観察のため、入院となりました。その4日後………

 

看護師が血圧測定の際に左上身完全麻痺に気づきます。当時の血圧114/60。まずは出血の可能性を否定するため、CT検査を行います。画像がこちらです。

 

CT_14_0_jpg

 

CTでは出血部位は白く描出されます。CTにて出血は否定されました。その後MRI検査。前回と同じスライスでの画像です。

 

梗塞2_9_0_jpg

 

左下の白い点は消えていますね。しかしこれよりも少し上のスライスでは……

 

梗塞4_12_0_jpg

 

白い部分が点在していることがわかりますね。この部分が部分が新たに発症した梗塞巣です。血管の比較も見てみましょう。

 

MRA1_5001_0_jpg_と_MRA2_5001_0_jpg

 

赤で囲んだ右側の血流がなくなっています。このように多発する場合は、心臓からの血栓が原因である可能性が高いです。

 

この方は5年前の脳梗塞発症よりワーファリンを服用されていましたが、糖尿病も併発されており、喫煙や飲酒など食生活は発症前後で変わらなかったそうです。

 

これが血圧がサイレントキラーと呼ばれる怖いところです。痛みや苦しみなど継続的な自覚症状がないため、動脈硬化が進行してしまうのです。

 

発症前にはある程度会話ができていましたが、発症後にはこちらの問いかけにうなずくことが精一杯の状態でした。

 

リハビリによる回復を願うばかりです。

 

脳梗塞診断のMRI画像

 

ここまで示したMRI画像(病変部が白くなっているもの)はDWI(拡散強調画像)といいます。脳梗塞が疑われた場合はまずはDWIの確認が急がれます。

 

 

DWI画像にて白い部分があれば、そこが梗塞部位である可能性が高いです。

※厳密には血管性の浮腫の可能性もあるため、断定はできません。

 

また上記に示した血管の画像。こちらはMRA(エムアールエー)というもので、脳の血管を画像化したものです。

 

脳梗塞疑いの画像は基本的にDWI画像とMRAの血管抽出により判断されます。

 

 

いかがでしたでしょうか。

脳梗塞は命を失う可能性だけでなく、その後遺症により多くの苦難が生じてします病です。

 

高血圧や動脈硬化について今一度意識してみて下さい。


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