降圧剤飲んでます?
今回は疑問を持ちつつ降圧剤を飲んでる方に向けて、個人的な思いを吐き出します。
あしからずご了承下さい。
高血圧って何か症状があって薬を飲むって方、あんまりいないんですよね。
だからなんとなくで服用してる方が多い。
そしてそんな方がメディアや雑誌やブログなんかで
- 血圧は年齢とともに上がるから飲まなくていい
- 降圧剤で認知症になる
- 降圧剤の種類によっては皮膚がただれる
- 薬で血圧を下げると脳への血液量が減る
- 一生飲み続けなければいけない
こんな情報を目にします。
週刊誌なんかでこれ系の記事が取り上げられると、病院へすごい数の問い合わせがあります。
もうね、本当踊らされすぎなんですよ。
確実に言えることは2つ。
- 高血圧や脂質異常の放置が最も怖い
- 薬がイヤなら食事の改善と運動しろ
『努力はしたくない』
『我慢もできない』
『薬もイヤ』
『でも私の健康は保証しろ』
……本当にこんなこと言う人いるの?と思ってもらえると嬉しいです。
でも実際にこういう方はいます。
だからよくわからないサプリとか情報商材が売れてるんです。
※サプリや情報商材を否定してるわけではありません。売り方に問題がある場合は多いと思いますが……
確かに薬には副作用が存在します。
薬に対する考え方も様々です。
でもやっぱり高血圧を放置することはダメ。なぜなら致命的な病にかかる確率が確実に上がるから。
脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、心不全など……
毎日のように救急搬送されてくる患者様のカルテの多くに『高血圧』の文字があります。
この記事の目次
なんで降圧剤を飲むようになったんですか?

冒頭でも書きましたがあなたは何か症状があって降圧剤を飲みだしました?
おそらく『NO』がほとんどだと思います。
服用のきっかけとしては
- 風邪などで病院を受診
- 会社の健康診断
- 家族に高血圧の方がいて自分も測定してみると高かった
だいたいこんな感じが多いはず。
そして診察して家庭での血圧測定を勧められませんでした?
で、栄養管理や運動を行って下さいと指導されるもなかなか思うようにいかず……
その結果降圧剤の処方で服用開始。
薬のリスクを調べる!それは大事なこと。でももう一つ大事なことがありますよ?

症状がないにも関わらず薬を飲みだすと……
やはり薬なのでその副作用が気になりますよね。
で調べてみると冒頭のようにネガティブな情報にぶちあたることが多いです。
薬には必ず副作用があります。
しかし治療や予防など病という大きな括りで考えたとき薬の副作用の情報はその1部。
もしあなたが薬の副作用について調べているとしたら、必ず『薬を服用しないリスク』についても調べて下さい。
ここがごっそり抜けちゃう人が圧倒的に多い。
気持ちはわかります。
でも焦ったところで何も変わりません。
まずは基本的な情報収集を行って下さい。
高血圧であった場合、医学的には血圧を下げることで血管障害イベントの発生は確実に下げることができます。日本高血圧学会でも降圧剤によるリスク低下は脳卒中で40%、心臓血管で20%認められていると明記されています。
※参考資料:高血圧治療ガイドライン(日本高血圧学会)
つまり降圧剤を飲む飲まないの選択はリスクの選択。
- 薬の副作用のリスク
- 血管疾患のリスク
このどちらを選びますか?
高血圧の改善方法は?
おそらく誰でも高血圧じゃない方がいいってことはわかってます。
それはそうですよね。
じゃあ高血圧になったらどうすりゃいいのよって話。
これはやり方知ってれば簡単です。
人間結果がでるかわからないことは継続できません。
でもほぼ100%の結果が用意されてたらどうでしょう?
やればほぼ確実に手に入りますって話があればどうします?
私は2つその方法を知ってます。
2つのうちの1つは『薬』
高血圧の改善には最も楽でほぼ確実な方法。
それが『降圧剤』
これは誰でもわかりますよね。
ただ注意すべき点は薬の服用は対処療法ということ。
根本的な治療ではないということは覚えておいて下さい。
そしてもう一つは……わかりますよね笑
『食事』と『運動』です。
当たり前すぎる答えですみません……
ただ断言できます。
これが一番正しい方法です。
正直やる気は絶対に必要です。
期間もそれなりに要します。
ただ血圧以外でもいい面がたくさんあります。
実際に私が試したことです。
というかこれやれば血圧下がって当たり前ってことしかしてません。
一度参考にしてみて下さい。
2018年現在の個人的な思いを書いてみました。
本当に誤った情報には流されないように気を付けて下さい。
医学は日進月歩の世界なので正しいとされていることがコロコロ変わります。
ただ健康面において『運動』と『食事』が重要という事実は今後も不変です。
これに勝る方法はない。
このことは頭の片隅に置いといて下さい。
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