一次性頭痛は生活習慣や体質が原因!放置すると脳卒中の可能性も!

前回の記事で頭痛の大まかな分類をご紹介しました。
頭痛の原因は?脳内出血やクモ膜下出血の初期症状に気づくための知識

今回は生活習慣や体質が原因である一次性頭痛についてです。

しかし、たかが頭痛と侮ってはいけません。

一次性頭痛の中には放置すると将来脳卒中になる可能性のものもあります。

 

生活習慣や体質が原因の一次性頭痛

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生活習慣や体質が原因の一次性頭痛。あまりの痛さに病院を受診しCTやMRI検査を行ったけど、異常がなかったという方も多いのではないでしょうか。

 

一次性頭痛と二次性頭痛の違いは頭痛の原因となる疾患の有無です。

 

  • 一次性頭痛 → 他の疾患がない単独の頭痛
  • 二次性頭痛 → 他の疾患が原因で生じる頭痛

 

一次性頭痛の場合は症状である頭痛のみが治療対象となります。この一次性頭痛は4つに分類されています。

 

【一次性頭痛の分類】

片頭痛

緊張型頭痛

郡発発頭痛

その他の一次性頭痛

 

頭痛で悩んでいる方のほとんどがこの4つの内のどれかに当てはまります。あなたの頭痛がどれに分類されるのか見ていきましょう。

 

片頭痛

頭痛の中で最も代表的なものです。こめかみ部分の片側もしくは両側が脈打つようにズキズキと痛くなる症状です。日本では約840万人がこの片頭痛を抱えていると推測されています。

片頭痛が起こるたびに音や匂いや光に対して過敏に反応してしまい、場合によっては吐き気や嘔吐を伴うことも少なくありません。

あまりの痛さに救急車を呼んで救急外来に搬送される方もいらっしゃいます。

片頭痛に関するリスクはコチラもご覧下さい。
片頭痛が続いている人は将来の脳梗塞リスクが7~25倍?

 

緊張型頭痛

私が今でも度々悩まされている頭痛です。頭全体を締め付けられるような痛みがあります。この頭痛の原因は筋肉の疲労です。

特に一日中同じ姿勢でいるデスクワークやライン作業の方に多くみられます。同じ姿勢でいることにより筋肉の血流が悪くなり、乳酸やピルビン酸といった疲労物質が蓄積していきます。

その結果、筋肉に緊張が起こり、肩こり首こり眼精疲労などを伴いながら頭痛が出現するのです。

 

郡発頭痛

常に頭痛に悩まされているわけではありませんが、ある一定期間に郡発地震のように集中して頭痛が発生します。働き盛りの男性に多くみられる症状です。

一次性頭痛の中でもその痛みは最も激しいとされています。特に季節の変わり目の就寝後や明け方に症状が現れる方が多いです。目の奥や頭部全体に突き刺すような激しい痛みがあり、あまりの痛さに壁に頭を打ち付けたり、頭を抱えて転げまわる方もいるほどです。

一回の症状は30分~3時間程続き、1~2ヵ月程で治まる場合が多く、その後は何事もなかったかのように生活できます。

あなたが群発頭痛であった場合はコチラもご覧下さい。
群発頭痛の特徴や原因と対処法は?目の奥の激しい痛みは要注意!

 

その他の一次性頭痛

上記3つが病的意義を持たない代表的な頭痛です。このその他の一次性頭痛とはこの代表落ちしてしまった病的意義を持たない頭痛のことを言います。以下にあげますね。
(読むと疲れるため眺めるだけにしておくことをお勧めします)

 

一次性穿刺様頭痛
一次性咳嗽性頭痛
性行為に伴う頭痛
一次性労作性頭痛
睡眠時頭痛
一次性雷鳴性頭痛
持続性片頭痛
新規発症持続性連日性頭痛
心因性頭痛
脳波異常を伴う片頭痛

 

心が折れそうになるほど、よくわからない単語だらけですよね。正直、臨床の現場にいるにもかかわらず、ほとんど実際には聞かないものばかりです。非常にレアなものばかりのため、詳細は割愛させていただきます。

 

さて、一次性頭痛の分類についてお話してきましたが、この中に脳卒中へとつながる危険を含んだものがあります。

 

 

放置すると脳卒中の可能性

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一度発症してしまうとその後の人生に大きな影響を与えてしまう脳卒中。頭痛に悩んだ末に脳卒中発症という状況は避けれるものなら、避けたいところですよね。

 

 

注意していただきたいのは片頭痛持ちの方です。

 

 

現在日本では4人に1人が頭痛で悩んでいると言われています。その数約3000万人。その中でも片頭痛持ちの方は840万人と推測されています。

 

こちらで詳しく解説していますが、片頭痛持ちの方は脳卒中リスクが7~25倍にも上昇するという研究結果が出ています。
片頭痛が続いている人は将来の脳梗塞リスクが7~25倍?

 

こちらの記事では医療従事者の立場からの対処法も一部ご紹介しています。あなたが片頭痛で悩んでいるのであれば、参考までにご覧下さい。

 

たかが片頭痛と思い放置してしまうと、取返しがつかないことになる場合もあるため、対策されることをお勧め致します。

 

では次に二次性頭痛についてです。頭痛の症状が特徴的な脳内出血やクモ膜下出の症状もこの二次性頭痛に分類されています。

 

あなたの頭痛は必ずこれらの分類のどれかに含まれます。もしあなたの頭痛が一次性頭痛に含まれていなかった場合は次の記事をご覧下さい。
二次性頭痛の特徴と原因となる病気!脳卒中を見逃さないために!

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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