じゃがいもが高血圧や糖尿病の原因に!ダイエット効果ありは本当?

じゃがいもは日本人になじみの深い食材ですよね。

肉じゃがやカレー、シチュー、おでんなど多くの料理に使用されます。

しかし、このじゃがいもは糖尿病にいいという意見と悪いという意見に分かれます。

果たしてどちらが本当なのでしょうか。

過去には一瞬ではありますがじゃがいもダイエットという方法も流行ましたね。

そのあたりについてもお話していきます。

 

じゃがいもが高血圧の原因

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とれたてのじゃがいもを蒸かしてバターやマヨネーズで食べるとおいしいですよね。田舎の方であれば家庭菜園でじゃがいもを栽培している家庭も少なくないと思います。

 

 

しかし2016年の5月にじゃがいもの食べ過ぎで高血圧のリスクが高まるという研究が発表され注目を浴びています。

 

 

冒頭でもお話したように日本ではよくじゃがいもが料理に使用されています。スーパーでは一年を通してじゃがいもが売られているわけですから他人事ではありません。

 

注目されている『じゃがいもと高血圧』について研究をしているのはアメリカボストンのブルガム・アンド・ウィメンズ病院のリー・ボーギー博士のチーム。

 

なんと研究に費やした期間は20年!
参加人数は男女約18万人という大規模なものです。

 

研究開始時に高血圧の診断を認めた人はおらず、その後20年に渡り食生活と高血圧の関係を追跡調査しています。以下がその結果です。

 

じゃがいもを週に4回以上食べる人と月1回の人とを比較。
その結果、調理法によって高血圧のリスク上昇率に変化があった。

焼く・ゆでる・つぶす → 11%
油で揚げる      → 17%

意外なことにポテトチップスでは変化なし

 

これは『血糖値の上昇と関係がある』と博士は結論づけています。いわゆるGI値ですね。

 

GI値とは血糖値を上昇させるスピードを数値化したものです。

 

じゃがいものGI値は95もあり、なんとチョコレートで91、ドーナツで86と身体に悪い印象のある食べ物よりも高い値となっています。ちなみに糖尿病や糖尿病予備軍の方にはGI値60以下というのが一つの指標です。

 

ここで出ましたね。糖尿病。このGI値が高血圧だけでなく、糖尿病のリスクも上げてしまうのです。

 

 

じゃがいもが糖尿病の原因

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次はじゃがいもと糖尿病についての研究をご紹介します。

 

当サイトでも糖尿病については今まで様々な話を掲載してきました。もしまだご覧になられていないならこちらで簡単にお話しています。一度目を通されるとよりわかりやすいと思います。
糖尿病の慢性合併症の危険性!症状が現れる順番とその期間についても

 

このように3大合併症を引き起こしてしまう糖尿病。じゃがいもとの関係を研究しているのは大阪がん循環器病予防センターとアメリカのハーバード大学の共同研究グループ。

 

こちらも参加人数は約11万4000人と多くのデータを対象に行われています。

 

ジャガイモ料理を食べる頻度が週に2~4回の人は、週に1回未満の人に比べ、糖尿病の発症リスクが7%高くなる。

毎日食べる人は、週に1回未満の人に比べ、33%も高くなる。

料理方法では、油で揚げるフライドポテトのリスクが一番高い。

ジャガイモを食べる量の多い人ほど、清涼飲料水を飲む量も多くなり、全体の摂取カロリーが増える。

週3回のジャガイモ料理を全粒穀物(玄米や全粒粉パンなど)に置き替えると、糖尿病リスクが12%下がる。

 

おそるべしGI値ですね。

 

高血圧の研究ではポテトチップスによる変化がなかったことを考えると、油よりもじゃがいもの摂取量そのものに問題があると言えるのかもしれません。

 

 

ダイエット効果ありは本当?

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じゃがいもがダイエットにいいという話を聞いたことはありませんか?

 

ここまでの話だとGI値が高いのにダイエット?と懐疑的になってしまいますよね。これは食べ合わせと摂取するタイミングが重要になります。

 

 

食べ合わせというのは、じゃがいもをお米の代わりにするということです。

 

 

ご飯茶碗1杯分はだいたいじゃがいも3個分のカロリーと同じです。じゃがいも3個は食べごたえもあり結構な量になるため、なかなか食べきれる量ではありません。普通の人であれば1個で十分となるため、結果的に摂取カロリーが減るということなのです。

 

 

そして量よりも大切なのがタイミングです。

 

 

じゃがいもダイエットでは食事の30分前にじゃがいもを1~2個摂取するのです。GI値が高いじゃがいもでも食事前に摂取することで満腹中枢が刺激されます。満腹感が得られるために食事の総摂取量が減るというわけです。

 

その他にも難消化性でんぷんや皮に含まれる成分など細かな話はありますが、じゃがいもダイエットの大まかな仕組みは『満腹感』が得られる結果、食事量が減るということです。

 

 

じゃがいもの適正摂取量は?

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これまでのことからダイエットは食べ方により一定の効果は認められるものの、高血圧や糖尿病のリスクを考えると、食べ過ぎはよくないということになりますね。

 

研究結果では週一回以下という表現になっていますが、じゃがいもの摂取量を考えると現状ではなかなかムズかしい摂取頻度だと思います。

 

やっぱりたまにはマックのポテトも食べたくなりますし、ごろごろしたじゃがいもの入ったカレーも、ステーキの付け合わせのフライドポテトも食べたいですよね。

 

これらの研究結果からは食べ過ぎによる高血圧や糖尿病リスクについて関心が寄せられています。食べ過ぎなければ、じゃがいも料理を楽しんで食事をすることは非常にいいことです。

 

 

糖質は多くとも、ビタミンやミネラルや葉酸といった様々な栄養素が含まれる食材なのです。

 

 

あまり気にしすぎるのもストレスになるため、ほどほどで楽しみましょう。何事もほどほどであれば問題ありません。

 

いかがでしたでしょうか。

じゃがいもが高血圧や糖尿病と関係があるということは最近わかってきたことです。近年注目されるGI値に関連することですね。

 

GI値というと食べ順ダイエットで一気に広く知られるようになりましたよね。おそらく今後もGI値に関しては新しい情報が発表されていくと考えられています。

 

何か新しいことがわかれば当サイトに掲載したいと思います。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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