今回は血管の構造についてです。

 

高血圧や動脈硬化はすべて血管の中で起こっていることです。

 

血管の構造を知ることでより理解を深めましょう。

 

記事内容

血管の構成

最も重要な内膜とは?

内膜の研究でノーベル賞受賞

筋肉でできてる中膜とは?

血管も血管で栄養されている

 

血管の構成

 

まずは大まかな構成についてです。
血管は動脈・静脈ともに主に3つの膜から構成されています。

内側から順に

  • 内膜(内皮細胞)
  • 中膜(平滑筋)
  • 外膜

 

血管はこのように3層で構成されています。

 

内膜とは

 

血管の最も内側です。
つまり血液と接している膜になります。

 

この内膜は内皮細胞といいます。

 

この内皮細胞は非常に重要です。

 

内皮細胞にて血液中の物質の取り込みや細胞からの放出を行っています。血管の平滑筋はカルシウムの流入出にて血管の収縮と弛緩を行っていますが、そのきっかけを与えるのが内皮細胞です。

 

特に弛緩に関しては、内皮細胞から放出される物質による影響が大きく、この研究によるノーベル賞も出ています。

 

それが内膜からのNO(一酸化窒素)の放出です。

 

内皮細胞がNOを放出することにより、細胞内のカルシウムの放出を促します。これが平滑筋を弛緩させ、血管を拡張するのです。

 

マメ知識

狭心症の方でニトロを持ち歩いている人は多いと思います。
ニトログリセリンは体内でNOを放出するため、狭心症の改善効果があるためです。

 

昔は血液を通過させるためだけの組織と考えられていた血管ですが、様々な研究により内皮細胞の重要性が明らかになっりました。

 

高血圧や動脈硬化はこの内皮細胞が障害されることにより始まります。

 

内皮細胞障害により起こる疾患
  • 高血圧
  • 動脈硬化
  • 脂質異常症
  • 末梢血管障害
  • 糖尿病性血管障害
  • 冠血管・脳血管の攣縮 など

 

中膜とは

 

血管の3つの膜の中でもっとも厚いのが中膜です。

 

この中膜が平滑筋という筋肉です。
前回の記事でお話したように、この平滑筋細胞へのカルシウムの出入りにより収縮と弛緩を繰り返すことで、血液の輸送を補助しています。

 

平滑筋は不随意筋であるため、自分の意志で動かすことはできません。もし自分の意志で動かせたら高血圧はすぐに治療できますね。笑

 

さらにこの中膜は弾性板という柔軟な線維に挟まれています。

 

(部位によっては弾性板がない動脈もありますが、太い動脈のほとんどには存在します)

 

弾性板が存在することで血管は柔軟性と形状を維持できるのです。

 

そしてこの中膜。
筋肉であるため、当然年齢とともに劣化します。

 

これが年齢を重ねると動脈硬化が進行する原因の1つです。

 

中膜の劣化については血管の石灰化が最も大きな問題です。詳しくはこちらをご覧下さい。

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外膜とは

 

血管の一番外側の層を外膜といいます。

 

こちらは血管を保護する役割と細い血管による栄養を担っています。

 

血液を運ぶ血管も臓器の一つであるため、外膜には『脈管』という、『血管に栄養を送るための血管』が存在します。

 

本当に人体はよくできていますよね。

 

以上簡単にですが血管の構造についてでした。

お疲れ様でした。


高血圧と脂質異常を『本気』で改善したい方のみご覧下さい。宣伝でもなく、販売でもなく、私が実際に行った『やり方』をお伝えします。やれば必ず変わります。

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