自分の血圧は高い方なんだろうか?
自分の年齢での平均血圧はどのくらいなんだろう?

 

健康診断や病院受診の際にこのような疑問を抱きませんでしたか?

 

こちらの記事であなたの血圧が年相応かどうかがわかります。こちらの記事では以下のことについてお話しています。

 

血圧に基準はあるの?

年齢別の血圧の平均値

日本高血圧学会での血圧の分類

血圧の値が細かく分けられている理由

家庭で血圧測定を行う場合の誤差について

 

血圧の基準値とは?

 

まずはじめに言います。

 

 

血圧に年齢別の基準値はありません。

 

 

血圧は年齢とともに上がります。
それは血管にも老化があるためです。

 

このことは広く知られています。
それにも関わらず年齢別の基準値は存在しないのです。

 

不思議ですよね。
しかしこれには理由があります。

 

それは高血圧がもたらすリスクです。

 

 

年齢による分類ではなく、値のみで分類されている理由は、高血圧によって引き起こされる疾患のリスクを考慮しているためです。

 

 

そのため高齢者の血圧の平均値はほぼ高血圧に分類されます。まずは年代別の血圧の平均値を見てみましょう。

 

各年代の血圧の平均値

 

以下が血圧の各年代での平均値です。

 

年齢 20代 30代 40代 50代 60代 70代
男性 118/75 122/78 127/83 137/81 140/84 144/86
女性 113/76 112/70 121/78 130/77 138/81 140/80

 

まず血圧が気になる、もしくは高血圧と診断され、降圧に取り組む場合はこちらの平均値を参考にしてみて下さい。

 

次に高血圧とはどの程度の値を言うのでしょうか。あなたの血圧はどこに分類されるのか以下の表で探してみて下さい。

 

あなたの血圧はどこに分類されますか?

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血圧に関して日本には日本高血圧学会があります。

 

学会の中で高血圧治療ガイドラインというものがあります。

 

これは2000年に第1版が出版され、2004年、2009年、そして2014年に第4版がでました。こちらのガイドラインが現在の臨床でのエビデンス(根拠)となっています。

 

分類 収縮期血圧 拡張期血圧
正常血圧 至適血圧 120未満  80未満
正常血圧  120~129 80~84
正常高値血圧 130~139 85~89
高血圧 Ⅰ度高血圧  140~159 90~99
Ⅱ度高血圧  160~179 100~109
Ⅲ度高血圧  180以上 110以上
孤立性収縮期高血圧 140以上 90未満

 

いかがですか?
あなたは正常血圧内の範囲内でしたか?

 

 

この正常血圧と高血圧の線引きは、高血圧による心血管疾患や脳血管障害などの発症リスクにより分類されています。

 

 

現在はこの値はほぼ世界共通ですが、2015年にアメリカが収縮期血圧を120mmHgに引き下げた方が心血管疾患の発症リスクを抑えられるという研究報告を発表しました。今後の動きに注目が集まっています。

 

拡張期血圧と収縮期血圧の分類が違った場合は?

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余談ですが、私は今では正常高値血圧の範囲に留まっています。
しかし自分の血圧がどのあたりか見るときに

 

『なんでこんな細かく分けられているんだ?』
『収縮期血圧と拡張期血圧それぞれ分類が違うけどどっちになるんだ?』

 

とこんな疑問が浮かびました。

 

正常血圧、高血圧ともになぜここまで細かく分類されているのでしょうか。
それは前述したように高血圧を原因とした発症リスクにより段階が設けられているためです。

 

 

正常血圧であってもより高血圧に近い値であれば非常に高い確率で将来高血圧に移行するという研究が確立されています。

 

 

では次にあなたの収縮期血圧と拡張期血圧が上記の表で分類が違った場合です。
これはあてはまらなければ飛ばしてもらって構いません。

 

収縮期血圧と拡張期血圧の分類が違った場合

 

例えば収縮期血圧/拡張期血圧が164/95のようなときは分類はどうなるのでしょうか。このような方も多くいます。

 

収縮期血圧が164であればⅡ度高血圧

拡張期血圧が95であればⅠ度高血圧  ですね。

 

この場合はより悪い値の分類が適応されます。
つまりⅡ度高血圧に分類されるのです。

 

日本高血圧学会の高血圧の診断基準に『かつ/または』という表現が使用されているためです。

 

現在では病院で高血圧の疑いや診断を受けると家庭での血圧測定を勧められます。日常的に測定する血圧が重要視されるためです。

 

しかし家庭での血圧の数値は上記表の数値とは少し異なる設定です。
なぜなのでしょうか?

 

家庭血圧の誤差範囲とは

実は家庭血圧計は聴診器測定との誤差が5mmHg以内であることが確認されているのです。そのため家庭測定での正常血圧は

 

拡張期血圧135mmHg
収縮期血圧85mmHg    と定められています。

 

血圧の正しい測定方法は?左右差や時間帯(タイミング)や部位について

2016.01.22

 

孤立性収縮期高血圧とは

血圧一覧の表を見たとき、一番下にある孤立性収縮期高血圧て何?と思いませんでしたか?

 

これは高齢者に多い高血圧です。

 

年齢とともに細胞の老化も進んでいきます。
人間であれば致し方ないことですね。

 

かつてはしなやかで太かった血管にもその影響は表れ、加齢とともに硬く細くなってしまいます。そのため拡張期血圧には変化がなくとも収縮期血圧が高くなってしまうのです。

 

いかがでしたでしょうか。

 

一昔前であれば年齢+90の値を血圧の正常値としていた時期もありました。しかし現在では科学的根拠や血管障害のリスク研究が進むにつれ、すべての世代に現在の基準値が用いられるようになっています。

 

中にはこれを病院や製薬会社の利益のためだという方もいます。

 

確かに薬は莫大なお金の流れを生み出しています。

 

 

しかし緊急搬送されてくる患者様のカルテのほとんどに『高血圧』の病名がついているのも事実です。そのため血圧は基準値内におさめておくに越したことはないと言い切れます。

 

 

問題はどのようにして高い血圧を下げるのかということです。

 

もしあなたが高血圧改善に本気で取り組もうと思っているのであれば、私自身が行った方法を参考にしてみて下さい。

 

 

まずはあなたが無理なく行える方法で実践してみて下さい。
なんの努力もなしに血圧を改善するには薬しかありません。

 

しかし、正しい知識があればほんの少しの努力で、降圧剤に頼らずに血圧を下げることは可能なのです。

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