サイレントキラーと呼ばれる高血圧や動脈硬化。

 

毎年どのくらいの方が高血圧や動脈硬化が原因で亡くなってると思いますか?

 

私が口を酸っぱくして『高血圧と脂質異常を放置するな』と言ってる理由の1つでもあります。

 

まずは日本の年間総死亡者数

 

日本人の年間死亡者数は厚生労働省の人口動態の年間推計で閲覧することができます。その数は

 

『129万6000人』

 

以下に死因別の死亡数を上げます。

 

日本人の死因順位

第1位 悪性新生物(癌) 37万4000人

第2位 心疾患      19万3000人

第3位 肺炎       11万4000人

第4位 脳血管疾患    10万7000人

 

第2位心疾患と第4位の脳血管疾患の原因のほとんどが高血圧と動脈硬化と考えられます。

 

 

年間で約30万人(死亡者数の約1/4)の方が血圧やコレステロールが原因で亡くなってるんです。

 

しかしこれは『亡くなった人数』

 

どういうことかというと……

 

本当に怖いのは死亡数ではない

 

心疾患や脳血管障害でなくなる方は年間約30万人。
年間死亡者のうちの4人に1人が高血圧や動脈硬化が原因となる疾患で亡くなってます。

 

 

亡くなる方が約30万人。
当然、発症者患者数はそれ以上。

 

 

脳梗塞を例に考えてみます。
脳梗塞を発症した場合、発症=死の割合は約20%

 

助かった80%の多くの方がその後遺症を残した状態となります。

 

脳出血をみても、発症後1ヵ月の生存率は84%。
5年後の生存率は50%という数字もあります。

 

これはあくまで確率の話ですので、一概には言えませんが……

 

それでも死亡者数よりも圧倒的に多くの患者様が心疾患や脳血管疾患を発症しています。

 

そもそも自覚症状がないのがダメ。

 

高脂血症、高血圧、動脈硬化などの疑いがあれば気を付けて下さい。高血圧や動脈硬化は自覚症状がほとんどありません。

 

この『自覚症状がない』というのはとても怖いことです。

 

痛みや症状があれば、誰でも病院へ行きます。
たまに放置するツワモノもいますが……

 

しかし自覚症状がなければ、自分では気づけません。
ちなみに放置するとこんな疾患になります。

 

高血圧や動脈硬化が原因となる疾患
  • 脳梗塞
  • 脳出血(脳溢血)
  • クモ膜下出血
  • 脳動脈瘤破裂
  • 大動脈解離
  • 心筋梗塞
  • 心不全
  • 腎不全     など

 

挙げだしたらキリがありません。そのどれもが死に直結する危険性を含んでいます。

 

 

しかしここに挙げた疾患にはどの病名にも『高血圧』や『動脈硬化』の文字が入っていません。

 

 

それが高血圧や動脈硬化がいかに危険かという認識を低下させている原因の1つだと思ってます。上記疾患を引き起こす原因は他にも様々ですが、日々救急で運ばれてくる患者様のカルテにはほとんどが高血圧の文字が記されています。

 

高血圧や脂質異常症は放置しないで下さい。

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