脳梗塞には前兆ともいえる症状が存在します。

※前兆なしで発症することもあります。

 

それがTIA。

 

 

TIA発症後は3ヵ月以内に脳梗塞を発症する確率が15~30%
そのうち50%が48時間以内に脳梗塞を発症しています。

 

 

かなり高い確率。
病院でも頻繁にTIA疑いの方が運び込まれます。

 

今回はこのTIAとはなんなのか、そしてそのチェック方法についてご紹介します。

 

TIAとは、脳梗塞の前兆。一過性脳虚血の正体

 

 

TIAとは

 

ransient (一時の)schemic(虚血性の) ttacks(発作) の略です。

 

 

日本語でいうと『一過性脳虚血』

 

一時的に脳に血流が足りてない状態になることです。
仮脳梗塞のようなイメージ。

 

脳梗塞の分類でいうとごく小さいアテローム性脳梗塞かラクナ梗塞が原因となることが多いです。

 

 

そのため症状も脳梗塞と同じです。

 

TIA症状は脳梗塞と同じ

 

TIAは原因が脳梗塞と同じなのでその症状も同じです。

 

TIAの症状
  • 左右どちらかのしびれ
  • 突然言葉が出てこない
  • 突然意味不明なことを言い出す
  • 体の片側に力が入らない
  • 箸やペンが持ちにくい
  • 片側手足のしびれや脱力
  • ろれつがまわらない
  • 視野の半分が欠ける
  • 片目が突然見えなくなったりぼやける
  • 顔の表情に左右差がある
  • 腕を前に出すと下がる
  • 歩くと左右どちらか一方にいってしまう など

 

このような症状があった場合はもしかしたら脳梗塞?と疑って下さい。
他の疾患でも似たような症状があるため、一概には言えませんが……

 

例えば手のしびれであれば頚椎(首)に原因があることも。
意味不明なことを言い出す場合は低血糖や高カルシウム血症、低カリウム血症なども考えられます。

 

そのため、病院を受診する際は冷静に事実のみを医師や看護師に伝えるよう心がけて下さい。

 

症状が一緒なら脳梗塞でいいんじゃない?なんでTIAって病名がついてるの?

 

私はTIAを知ったときになんで脳梗塞と分けられてるんだろうと思いました。

 

で学会HPで調べてみたら↓

 

『TIAとは局所脳虚血あるいは網膜虚血が原因による短時間の神経症状による症状であり、通常は24時間(ほとんどが1時間)以内に症状は消失し急性脳梗塞の所見を伴わないもの』

 

うん。
すごくわかりづらい。

 

簡単に言うと『脳梗塞みたいな症状だけどすぐ治るやつ』のことです。
最後の『急性脳梗塞の所見を伴わないもの』というのは所見があった時点で『脳梗塞』の診断になるためです。

 

TIAが怖い理由

 

脳梗塞になりたくてなる人はいません。

 

だから症状が続くとみんな病院に行きます。
でもTIAは違うんです。前述した定義を見てみると……

 

『通常は24時間以内(ほとんどが1時間以内)に症状は消失』

 

これが一番怖い。
症状が収まると多少不安に思いつつも、そのままにする方がいます。

 

ここで油断しないで下さい。
身体の不調はサインです。
ここでの対処が大きな分かれ道となることも少なくありません。

 

TIAかも?と思ったらまずはチェックしてみて下さい。
以下にTIAのチェック方法を載せています。

 

TIAのチェック方法

 

なかなか医療関係者でなければTIAであるかどうかの判断が難しいこともあるかと思います。そこでFASTという簡単なチェック方法があります。

 

Face(顔)
Arm (腕)
Speech(言葉)
Time(時間)

 

 → Face(顔) 

『いー』と言いながら口角を上げます。左右差を見ます。もし明らかな左右差があれば疑いありです。

 

 → Arm(腕) 

手のひらを上にして目をつぶり肩まで上げます。どちらか片方が下がったら疑いありです。

 

  Speech(言葉)

短い文章をなるべく早口で発言します。例『太郎が花子にリンゴをあげた』
もたついたり途中でわからなくなることがあれば疑いありです。

 

 → Time(時間)

脳梗塞は時間が大切です。FASTの一つでも当てはまるならば約70%の確率でTIAもしくは脳梗塞の可能性があるとも言われています。症状が落ち着くのを待つのではなく、病院へすぐに電話or救急車を呼ぶなどの対応をしましょう。

 

くれぐれも自己判断で運転して病院に行くなどは危険を伴うので控えて下さい。

 

もしもこのFASTで気になることがあった場合。
さらにその後に脳梗塞が起こる確率を知るための指標があります。

 

それがこちら↓

 

 

TIAや脳梗塞のリスク因子とは?

 

TIAや脳梗塞の原因は高血圧と動脈硬化が最たるものです。そして高血圧、動脈硬化はともに生活習慣に直結した因子です。

 

  • 塩分のとりすぎ
  • 肥満
  • 喫煙飲酒
  • 運動不足
  • 糖尿病
  • 脂質異常
  • ストレス    など

 

特に健康診断などで

 

  • 高血圧
  • LDL(悪玉コレステロール)が高い
  • 脂質が多い
  • メタボリックシンドローム

 

と言われたことがある場合はすぐにでも生活習慣の見直しを行って下さい。

 

大丈夫です。
上記を指摘された人ならば、何をやっても改善されます。

 

まずは純粋に油ものを控えて、軽く運動して下さい。
それだけでも1ヵ月後には変化があります。

 

『今日は頑張って運動したから、ご褒美に多めに食べよう』

 

うん。
コレが一番の原因です。
早く気づいて下さいね。

 

このサイトでは何度も言いますが、放置が一番やっちゃダメ

 

薬を飲むか運動するか食事管理するか……
絶対に何か対策をして下さい。

 

では最後にまとめます。

 

まとめ
  • 症状は脳梗塞と類似する
  • TIA発症患者の15%~20%は3ヶ月以内に脳梗塞を発症
  • そのうちの50%が48時間以内の発症
  • TIAの症状は24時間以内に消失
  • チェック法としてFASTが推奨されている
  • リスク因子のほとんどが生活習慣に直結

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