脳卒中の前兆は頭痛やしびれ?もしもの時の対応や病院での検査は?

  • 朝起きてからしばらく片側にフラつく
  • 手足がシビれる
  • 片方の視界だけぼやける
  • 頭が痛い
  • 吐き気がある

 

もしかして脳卒中?!』と不安になることありませんか?脳卒中の症状とその対応をお話ししていきます。

 

脳卒中の前兆は頭痛やしびれ

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まず脳卒中は脳梗塞脳出血クモ膜下出血の3つのことを言います。主に前兆と呼べる症状は脳梗塞でよく見られますが、脳出血でも似たような症状が現れることがあります。

 

  • 激しい頭痛(主に脳出血で見られます)
  • 激しい肩こり
  • 手足のしびれ(片半身)
  • 表情の左右差
  • めまいやふらつき
  • 真っすぐ歩けない(必ず右か左どちらかにいってしまう)
  • 言葉がでない
  • 相手が話していることが理解できない
  • 計算ができない
  • 呂律がまわらない
  • 物が二重に見える
  • 片方の視野が狭い

 

 

特に脳出血の場合は今までに経験したことのない激しい頭痛が特徴的です。脳卒中のうち前兆症状が現れるのはほとんどがTIAと言われる脳梗塞の一段階前のものです。

 

では、このような症状が現れたときは何をすべきでしょうか……

 

もしものときの対応

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あなたに何かいつもと違う感覚があり、上記の症状を疑う場合、まずは

 

誰かに違和感があることを伝えて下さい

 

そしてよく観察してもらって下さい。普段のあなたを知っている人が望ましいです。

 

表情はいつもと変わらないか

言葉は普段通り話せているのか

真っすぐ歩けているか      など

 

もし上記のような症状がある場合はFASTと言われる簡単なチェック方法があります。TIAとFASTについてはこちらで詳しくお話しています。

 

もし脳卒中であった場合は対応のスピードが非常に重要です。該当する場合はまずは病院に電話してみましょう。

 

できれば神経内科のある病院がベストです。

 

しかし、脳疾患の場合は時間が命です。かかりつけ医があればすぐに問い合わせましょう。

※症状がある場合は決して自分で運転しないで下さい。

 

 

TIAを疑った場合

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症状でTIA(一過性脳虚血)を疑った場合以下のような対応をお勧めします。

 

安静にする

頭側を低くして休む

水分を補給する

 

ですがあくまでこちらは脳の虚血状態を回復させるための対応です。症状が強い場合や長時間持続する場合はやはり病院へ急いで下さい。

 

 

病院での検査や流れ

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病院や医師の方針により対応は様々ですが、一般的な病院での流れをご紹介しておきます。

①問診

②バイタルチェック

③診察

④採血や検査

⑤入院or帰宅

 

このような流れが一般的です。診察や検査で異常があった場合は入院しての経過観察や治療などの対応が行われます。ここで気をつけたいのは

 

 

TIA(一過性脳虚血)であった場合です。

 

 

脳出血やクモ膜下出血であれば、CTですぐに診断がつくことがほとんどです。ですが、脳梗塞やTIAはCT・MRIでも発症直後は異常が見当たらないことがあります。

 

さらにTIAの場合ほとんどが病院につく頃には症状が改善されています。

 

よほど血液データが悪かったり、症状が強く血圧が高かった場合は抗凝固剤という血液が固まりにくくなる点滴を行ったり、後日の受診を勧められ、ワーファリンやプラビックスといった血液サラサラの薬を処方される場合もあります。

 

ワーファリンやプラビックスについては食べ合わせについての問い合わせが多くあるため、こちらで解説しました。

 

もしデータに異常がなく、症状も確認できなかった場合は様子を見て帰宅が一般的です。しかしTIAであった場合は

 

 

帰宅したあとの対応が非常に重要となります。
実はTIA後の危険予測というものがあります。

 

TIA後の危険予測

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TIA発症後48時間以内の脳梗塞発症の危険性を予測するための指標が開発されています。

 

ABCD2スコアというものです。

 

各項目のスコアの合計点数が高いほどTIA後の脳梗塞リスクが高いとされています。

 

A(age) 年齢 60歳以上 1点
B(blood pressure) 血圧(収縮期140mmHg以上/拡張期90mmHg以上) 1点
C(clinical features)  片側脱力 2点
 脱力を伴わない言語障害 1点
D(duration)  症状の持続時間 60分以上 2点
 10~59分 1点
D(diabetes) 糖尿病あり 1点

 

7点満点のスコアです。こちらのスコアでTIA発症後2日以内に脳梗塞を起こす確率は

 

  • 0~3点 1.0%
  • 4~5点 4.1%
  • 6~7点 8.1%

 

 

このようなこのような指標が開発されるほどTIAは臨床現場で重要視されているものです。

 

いかがでしたでしょうか。

病院は病の治療が前提にあります。感染症の予防などは広範囲で認知されてきてはいますが、血管や臓器の病気の予防に関してはまだまだ認識が広がっていません。

 

大きな症状が現れる前にできる範囲での予防を心がけましょう。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございした。

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