突然発症し、重度の後遺症が残る可能性のある脳出血

 

 

脳出血であった場合はCTですぐに診断がつきます。

 

脳出血を疑ったときに受けるべき検査はCT

 

『経験したことのないような突然の激しい頭痛』
『左右どちらかの手のしびれ』
『突然ぐるぐる回るめまい』

 

上記はどれも脳出血で起こる症状です。

 

日本での脳出血の年間死亡者数は約33000人。
身近にいたとしてもなんの不思議もない数字です。

 

そしていつあなたの身に起こってもおかしくない数字。

 

もし高血圧や糖尿病であった場合はなおさらそのリスクは上がります。

 

疑わしい症状があった場合はすぐに病院へ行ってください。
初期対応が生死を分ける場合も少なくありません。

 

 

病院では脳出血が疑われた場合の第一選択はCT。

脳出血はCT検査によりほぼ確実に診断が下されます。

 

 

脳梗塞の場合はCT検査では診断がつきにくいですが、その場合はMRI検査が行われます。今回は脳出血の検査についてなので脳梗塞の話はまたの機会に。

 

話を戻すと、典型的は高血圧性の脳出血であれば判断に迷うことなくCT検査。それ以外の検査は必要ありません。(全身状態を確認するための採血やバイタル測定、心電図などは行います)発症後の経過観察もCTにて行われます。

 

では実際のCT画像をみてみましょう。

 

実際の画像

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画像上の白い部分が出血部です。
CTでは出血部分はX線吸収が高いため白く映ります。(吸収が高いというのはX線を透過しにくいという意味)

 

この方は出血量が少量であったため経過観察となりました。下が1週間後の画像になります。

 

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前回よりも血腫の範囲が小さくなっていることがわかります。これは血腫が吸収され水に変化していくためです。死んでしまった細胞が貪食されることにより、『液化空洞』という状態になります。

 

この後は徐々に吸収されていき、白い部分は完全に水となります。

 

いかがでしたでしょうか?

今回は簡単に脳出血時のCT画像についてお話しました。

 

たったこれだけの出血量でも出血部位によっては致命的な場合もあります。
そしてその原因のほとんどが高血圧。

 

あなたの血圧の正常値はいかほどでしょうか。もし興味があればこちらもご覧ください。

 

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