糖尿病で失明の可能性があるってご存知ですか?

 

糖尿病の3大合併症の1つ糖尿病網膜症。

 

しかし糖尿病になったからとすぐに失明するわけではありません。

 

糖尿病にかかってから網膜症を発症するまでは少なくとも5年かかるといわれています。

 

糖尿病は失明の原因の第2位

 

平成18年まで成人の失明原因で最も多かったのが糖尿病網膜症。

 

現在では高齢化の影響で緑内障が第1位になってます。

 

しかしそれでも毎年約3000人もの方が糖尿病により視力を失っています。また視力を失わずとも視覚障害の原因にもなってます。

 

視覚障害の原因

1位 緑内障    21.0%

2位 糖尿病網膜症 15.6%

3位 網膜色素変性 12.0%

4位 黄班変性   9.5%

 

それも困るのが症状が徐々に現れるのではなく、ある日突然視覚異常が出現し、最悪の場合は突然視力を失ってしまうのです。

 

そうなんです。
突然なんです。

 

何か予兆的なものがあれば気を付けることや対策も可能かもしれませんが、いきなりなのでどうしようもありません。

 

ではどうすればいいのか。

 

これは簡単。
すべては血糖のコントロール。

 

まずは糖尿病網膜症とはどんな病気なのか?からお話していきます。

 

とりあえず糖尿病では毛細血管がやられることは覚えとけ

 

網膜とは眼球の内側にある薄い膜のこと。

 

画像参照:http://www.kaiya-eyes.com/disease/retinal-detachment/

 

この膜は神経細胞が敷き詰められ、それを栄養するために毛細血管が多く存在します。

 

はい。
毛細血管です。

 

今までの記事でも書いてきたように糖尿病でやられるのは毛細血管。
そして網膜も毛細血管が豊富。

 

だから目も糖尿病でダメージくらうんです。
こっからは小難しい話になるんで読まなくていいです。

 

 

ただし糖尿病では毛細血管がやられる。
だから血糖のコントロールは死ぬほど大事!!

 

 

糖尿病の方はこのことを頭に叩き込んどいて下さい。

 

これは目に限ったことではありません。
男性であればEDの原因にもあります。
腎臓もしかり。

 

とりあえずこれを覚えてもらったら私は満足です。
ここからは小難しいどうでもいい話。
惰性で書いていきます笑

 

網膜症の進行段階

 

視力障害が起こるのはある日突然ですが、網膜症の進行には段階があります。
問題となるのは3つ目の『増殖網膜症』。

 

網膜症の進行段階
  1. 単純網膜症
  2. 前増殖網膜症
  3. 増殖網膜症

 

どうです?
読む気なくなるでしょ?

 

正直私も書いてて楽しくない笑
でもこの知識を必要とする方がもしかしたらいる………かもしれない。
そう思って書いていきます。

 

【単純網膜症】

糖尿病網膜症の初期段階。

 

病変が網膜組織の内部に留まっている状態です。
高血糖により網膜の毛細血管がもろくなり、出血やシミができます。

 

この段階では自覚症状はほとんどなく、血糖コントロールにより改善されることが多いです

 

【前増殖網膜症】

単純網膜症より一つ進んだ段階。

 

網膜の血管が詰まり、血液が十分に行き届かなくなります(虚血状態)。血液による酸素供給が足りなくなり網膜だけでなく、血管自体が死んでいきます。

 

でも、人体はすごいんです。
血管がダメになると体は新しく血管のバイパスを作ろうとするのです。

 

『じゃあ大丈夫じゃないの?』

 

とはなりません。
血管が増殖することで次の段階に進んでしまうのです。

 

【増殖網膜症】

新しい血管が作られ次々に増殖している段階。

 

バイパス血管を作るのはいいことですが、所詮は突貫。

 

新しい血管はもろく、すぐに出血します。
さらに本来血管がない硝子体(眼球内部)にも血管が伸びてきちゃう。

 

そのため眼底出血や硝子体出血、網膜剥離などを起こしてしまいます。

 

この増殖器になっても初期段階ではほとんど自覚症状はありません。
本当自覚症状がないのは怖い。
気付かないことにはどうしようもないから。

 

増殖が活発になるほど、視力低下や出血が起こります。
だいたの方がここで初めて症状を自覚します。

 

この段階になると進行スピードは早く、血糖状態にかかわらず網膜症が進行していきます。特に年齢が若ければ進行が早いため注意して下さい。

 

 

そしてこの3段階のうちどの段階でも起こりうるのが、糖尿病黄班症。

 

 

【糖尿病黄班症】

黄班とは網膜の中心部にあります。

 

この黄班付近に毛細血管が多発したり、出血などの影響を受けると黄班部が浮腫(むくみ)状態になります。この場合は網膜症がどの段階であったとしても視力低下などの障害が起こります。

 

これが糖尿病黄斑症。

 

このように失明や視力障害が生じる危険性が高い糖尿病網膜症。

 

以下に検査方法とその費用を書いときます。

 

目の検査方法や費用

 

糖尿病網膜症で視力機能が失われるのは、増殖網膜症か黄班症のどちらか。そのため糖尿病網膜症がどの段階まで進んでいるのかを知ることが重要になります。

 

主に以下の検査が行われます。

 

検査方法

視力検査

眼底カメラ検査

走査型レーザー検眼鏡

蛍光眼底造影

光干渉断層計(OCT)

超音波検査

 

【視力検査】

普通すぎることですみません。
誰もが知っている片目を隠して行うアレです。

 

特に書くことはありません。

 

【眼底カメラ検査】

目の奥に光を当てて網膜を直接観察する検査です。
写真を撮ります。

 

網膜の血管や出血、黄班の浮腫の状態を観察できます。
しかし硝子体出血があれば見えづらいこともあるため、その場合は超音波にて網膜剥離の有無を確認することもあります。

費用は診療報酬で54点(1点=10円)

 

【走査型レーザー検眼鏡】

レーザーを用いて眼底の撮影を行います。
簡単にいうと眼底カメラの進化版。

下の光干渉断層計との組み合わせにより立体解析も可能となりました。

費用は診療報酬で200点

 

【蛍光眼底造影】

蛍光色素を含む薬(造影剤)を注射で投与し眼底カメラで撮影します。

造影剤を使用するため、より詳しく血管がどんな状態であるかがわかります。

費用は診療報酬で400点

 

【光干渉断層計(OCT)】

眼底に弱い赤外線をあて、反射してきた波を解析します。
眼底の断面や血管の状態、大きさや形など様々なことが分かります。

費用は診療報酬で200点

 

【超音波検査】

腹部の超音波検査と同じ原理です。眼球内に超音波をあて反射してきた波を画像化します。硝子体出血や水晶体のにごりがあり、上記検査では観察しづらい場合に行われます。

費用は診療報酬で150点

 

すみません。
私は眼科のない病院なのでここまでのことしか記載できません。

 

どんな場合にどの検査がいいのかは眼科に問い合わせてみる方がいいと思います。

 

とりあえず治療法も載せときますが参考にしないで下さい

 

惰性で一応治療法も載せときます。
……が専門外ですので話半分でお願いします。

 

これは素人でも調べることができる範囲の話しか記載できません。

 

網膜症の治療法

レーザー光凝固術

硝子体手術

薬物療法

 

【レーザー光凝固術】

単純網膜症よりも進行していた場合に行われます。
網膜にレーザーを照射することで網膜を固めるそうです。

 

網膜を凝固させることで血管の増殖を抑えます。
つまり視力改善を目的とした治療ではなく、症状の進行を止めるための治療。

 

黄斑部の浮腫が視力低下の原因だった場合は改善することがあるそうです。

 

外来で1回20〜30分ほどの照射を3〜4回にわけて行います。

 

【硝子体手術】

硝子体とは眼球内部のゼリーのような組織のこと。
透明な硝子体に出血した血液が流れ込んだり血管増殖などにより透明性が失われると視力障害が起こります。

 

この手術では眼球に3つの穴をあけて手術器具を挿入。
眼球内の出血部や増殖組織を取り除きます。

 

また黄斑浮腫の改善や網膜剥離の治療、さらには眼科機能低下の予防として行われる場合もあるようです。

 

【薬物療法】

抗VEGF薬を硝子体の中に注射する治療法。
ステロイド薬にも似たような効果があります。

 

簡単にいうと血管が増殖する原因となるVEGFという物質の働きを抑える薬らしい。

 

本当ぼんやりしたこと書いてすみません。
批判があればここは削除します。

 

でも確実に言えることは、血糖のコントロールは超大事!

 

糖尿病になった方は筋トレしましょう。

 

 

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