日本頭痛学会では日本人の4人に1人は頭痛持ちと発表しています。

 

病院でも頭痛で受診する方は珍しくありません。ときには経験したことのないような頭痛から救急車を呼ぶ方まで。

 

確かに激しい頭痛には脳内出血やくも膜下出血の可能性があります。

 

そんな国民病とも言える頭痛ですが、最近になり塩分との関係が明らかになってきました。

 

記事内容

どんな検証で塩分と頭痛の関係が明らかになったのか

実は詳しいことは未解明?塩分と頭痛の関係性の見解

1日6gとは具体的には?

 

頭痛の原因は塩分?

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『寝起きに頭が痛い』

『雨や曇りの日に頭痛がする』

『立ち眩みがしてぐるぐる回る感じがする』

 

このような経験はありませんか?上記に挙げた以外でも肩コリや腰のコリから頭痛があったりと、頭痛にも様々な種類があります。

 

頭痛に悩む方はそれぞれに色々な工夫や対処をしてなんとか日々を乗り越えていることだと思います。そんな中、塩分摂取量の多い私達日本人にとって興味深い研究結果が出ました。米国のジョンズ・ホプキンス大学の研究により

 

塩分の摂取量を減らすと頭痛が軽減するということが明らかになったのです。

 

①390人の被験者を2つのグループに分ける

②Aグループ→野菜や果物が多めの食事 Bグループ→典型的な欧米人の食事

③最初の30日は塩分摂取量を9g

④次に塩分摂取量を6gに減らした

⑤最終期間は3gまで減塩して、これまでの経過を記録した

 

以上の結果、減塩を行うことで頭痛の発生頻度が約30%も減少していたことがわかりました。

 

減塩で頭痛が減少する理由は?

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現時点において減塩と頭痛の因果関係ははっきりとわかっていません。この研究を行っているジョンズ・ホプキンス大学のLawrence Appel教授は

 

『食事によるトリウムの摂取量を減らすことが頭痛予防の新たなアプローチになる』

 

このように述べています。では頭痛持ちの多い日本人はどの程度食塩を摂取しているのでしょうか。

 

日本人の塩分摂取量

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日本人の食塩摂取量は男性で約11.1g 女性で約9.1g とされています。今回の実験開始時の9gを上まっている値です。

 

昔から塩分は高血圧との関係で様々な議論がなされてきました。以前の記事では日本人と高血圧と食塩の関係についてお話しました。

 

塩分は高血圧に関係ない?日本人の食塩感受性の割合と検査について

2016.05.13

 

このように日本人の50%が食塩摂取と高血圧には関係がないとも言われています。しかし、頭痛に悩む方にとっては食塩の節制により症状が改善する可能性があるということは朗報ですね。

 

『でも何gとか言われても何をどの程度食べればいいんだ?』

 

と思いますよね。以下に目安をあげておきます。

 

1日6gの塩分量

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グラム数で何グラムといわれてもイマイチピンと来ませんよね。だいたいの目安として参考にして下さい。

 

1日の塩分量の目安
  • 梅干し3つ分
  • 料理のとき醤油大さじ約3杯
  • かけそば1人前(汁含む)

 

塩分は高血圧だけでなく、頭痛にも関係があることがわかってきました。

 

これは頭痛持ちの方には非常に有益な研究結果となるかもしれません。また何か新しいことがわかれば報告したいと思います。

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